デンタルモニタリングとは、専用のアプリとお口の中を撮影するキットを使用して遠隔にて矯正担当歯科医師によるチェックが行えるシステムです。スマートフォンで口腔内を撮影していただくことで、ご自宅にいながら歯並びの状態や矯正治療の経過を確認することができます。そのため、いつでも矯正担当歯科医師と繋がれる安心感と経過観察がすぐできるため、治療期間の軽減や効果的な治療を実現することができます。また、遠隔でチェックができることから通院回数も減ることで、患者さんの負担も軽減されます。

専用アプリと口腔内撮影のキットを用いた遠隔チェックシステムです。患者さまのスマートフォンに専用アプリをインストールしていただき、当院から貸し出すキットを使用することで、自宅から一歩も出ることなく診察を受けられるようになります。

デンタルモニタリングを活用すれば、矯正装置の不具合や何らかの口腔トラブルが起きたときに、速やかに医師に相談できます。クリニックに電話やメールで予約を取る必要はありません。このように、歯科医院が身近に感じられるようになり、安心感を得ることができるのは大きなメリットでしょう。

デンタルモニタリングのシステムは、マウスピースを交換する度に歯の動きをチェックするので、お口の中のトラブルを早期発見できます。その結果、治療期間が短縮され、患者さまの負担が軽減されるのです。また、歯の動きが計画通りでない場合は、装着日数の延長指示がメールで届きます。結果として再度の型取りの回数を減らせるので、治療期間をさらに短縮できます。

通常、マウスピース矯正では1.5～3ヶ月に1回はマウスピースのフィッティングやむし歯のチェックなどが必要ですが、デジタルモニタリングを活用することで通院回数を大幅に減らすことができます。