10代のお子さまの矯正治療をお考えの方へ
中学や高校と進むにつれて、交友関係が広がったり部活動を楽しんだりと、さまざまな経験をされるようになります。思春期でもある時期に歯並びが乱れていると、自信を持てないことで健全な心の発達に支障をきたす可能性があります。
矯正治療で歯並びを整えるよう導いてあげることで、結果的にお子さまにとって良い思春期を過ごせるようになるでしょう。しかし、一般的なワイヤー矯正に使用するブラケットとワイヤーは口を開けたり笑ったりしたときに目立つため、矯正治療を受けたくないと思うお子さまもいらっしゃいます。
そこでおすすめなのがマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン)です。透明で薄いマウスピースを装着して歯並びを整える仕組みのため、楽器の演奏やスポーツなどにも支障をきたしません。
歯並びが整うと、見た目が改善されるだけではなく食事もとりやすくなります。その結果、栄養状態が良好になり、体の健全な発達を促せる可能性もあります。矯正治療はお子さまの明るい未来を作るための治療とも言えるので、お子さまのことを大切にお考えの親御さまはぜひ一度ご相談ください。
インビザラインファースト
インビザラインファーストは、乳歯と永久歯が混在している時期に行えるマウスピース矯正です。通常、マウスピース矯正では行えない1期治療にも使用できます。
インビザラインファーストのメリット・デメリット
メリット
歯を衛生的に保ちやすい
乳歯や生え立ての永久歯はむし歯のリスクが高いため、より入念な歯磨きが必要です。しかし、ワイヤー矯正に使用する矯正装置が邪魔ですみずみまで磨けない場合があります。インビザラインファーストは自由に取り外せるので、治療中でも口の中をすみずみまで磨けることで、むし歯になるリスクを抑えられます。
目立たない
インビザラインファーストは薄い透明のマウスピースを装着するので、口を開けたり笑ったりしたときに矯正装置が目立つ心配がありません。口元を気にせず、ノンストレスで矯正治療を受けていただけます。
何でも食べられる
インビザラインファーストで使用するマウスピースは自由に取り外せるので、矯正装置に食べ物がくっつくのを気にせずに好きなものを食べることができます。
スポーツや楽器演奏に影響を及ぼさない
ワイヤー矯正のように、楽器の演奏に支障をきたしたりスポーツで転倒したときに口の中を切ったりする心配がありません。
指しゃぶりや舌の悪い癖を改善できる
マウスピースを装着すると、指しゃぶりや舌で歯を押す癖が改善しやすくなります。
シミュレーションできる
歯並びがどのように改善していくのか、最終的にどのような歯並びになるのかをシミュレーションできるため、治療のモチベーションを高めていただけます。
デメリット
装着時間を守る必要がある
インビザラインファーストは、決められた時間だけマウスピースを装着しないと、良好な結果を得られない恐れがあります。そのため、お子さまのご協力が必要不可欠です。
小児矯正の新たな選択肢
従来の小児矯正ではワイヤー矯正が主流でしたが、現在はマウスピース矯正が新たな選択肢となっています。矯正装置が目立つのが気になる方、部活動の関係でワイヤー矯正ができない方などは、お気軽にご相談ください。